うつ病になりやすい性格

Posted in うつ病克服の糧 on 5月 16th, 2011

うつ病になりやすい性格を一言であらわすことはできませんが、うつ病の患者さんの考え方には、ある程度パターンがあります。

一番多いタイプの方は何かに強くこだわってしまい、臨機応変に考えたり行動したりするのが苦手なタイプの人が多いようです。

うつ病の治療では、このような考え方の傾向を修正することも、大切なポイントとなります。

下園壮太の【うつ病解消法】

みなさんは潜水病という病気をご存じでしょうか。

素潜りでどれだけ深くもぐれるかを競う競技があります。50メートル以上ももぐって上がってくるという競技ですが、もぐる時は重りを持ってもぐります。水面に浮き上がってくる時は、自力ですが、このとき早く上がりすぎると、潜水病になるのです。

人は、強い水圧がかかる場所に行っても、徐々に進むのでそれに慣れていけます。ところがいったんその非常事態対応モードになると、簡単には元の体に戻らないのです。もし潜水士が急に水面に上がってくると、体の回りの水圧が急激に下がるために、血液や細胞の中に水泡ができると言います。

素潜りの競技のときも、もぐる時はいいのですが、水面に上がってくる時は早く上がりすぎてはいけないのです。本人は息が苦しくて早く上がりたい、しかし早く上がると潜水病になる、そのぎりぎりのところで勝負が展開されるのです。

ちなみに、そうやって上がってきた後、選手は陸上で加圧機に入り、もう一度加圧しそれを長い時間かけて緩めていくという作業をして健康管理をしているそうです。

うつ病のリハビリ期は、この素潜り選手が水面に上がってくるときの気持ちと同じです。苦しいので早く浮き上がりたい。しかし、早すぎると体がついていかないのです。

ゆっくり上がることに意味があるのです。うつ病を治したかったら、ゆっくり回復するしかないのです。


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